これ、すごくオススメ!!
有名な絵画に描かれているモチーフの時代背景や作者の意図を説明する本。
しかもカラーで、絵画のモチーフ横にふきだしでそれぞれ説明。
すごくイイっ!!!
印象派展、モネ展、マネ展、ルノアール展、オルセー展などに行ったことがある方は、
必ず見たことある絵画が出てくるので、
ああ、あれ、こういう意図だったのか〜〜!と発見があるはず。
例えば、
印象派が描いてる時代は近代化の波が押し寄せていたので、
(ひかりが綺麗に出る戸外で描くのが印象派の特徴だけど、
これも近代化でチューブ絵の具が普及しはじめたからですね(*^_^*))
綺麗な風景の先に、
工場の煙とかがたなびいているのは近代化がはじまり、まだ環境規制もない時代だった
とか、
蒸気機関車が登場し、郊外へピクニックにいくのがブームになっていたので、パリ郊外の作品も多くなっている
とか、
印象派はひかりがテーマなので労働階級の人を扱った作品は少ないけど、
カイユボットは富裕層の画家だから、床削りのような労働階級の人の中のうつくしさを描いていた
とか。
(今てもとに本がないので、わたしの解釈が入ってたらすみません。)
本を読んでいたら一瞬で美術館にいて、
イヤホンガイドを聞きながら、作品の前に立っている気分。
やっぱり教養を高めること、
美術に触れること、
うつくしいものに触れること。
好きだな〜〜( ´ ▽ ` )
うっとりするな〜〜❤︎
印象派を知らなくても、原田マハさんとかの絵画をテーマにした小説がお好きな方は好きだと思う。
絵画が好きな人に出会ったらプレゼントしたい本だな!
次に美術館でこの作品たちに出会うのが楽しみです( ´ ▽ ` )❤︎
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